イベントレポート|『7つの習慣』読者の集い 4月21日(土)目黒雅叙園

「7つの習慣 読者の集い」レポート

『7つの習慣』が出版されて16年を経て書き下ろされた『第3の案 成功者の選択』が予約だけで初版4万部が完売し、あらためて『7つの習慣』にも注目が集まっています。

そのような状況の中で、わたしたちは「7habits.jp」というWEBサイトを立ち上げ、「7つの習慣」に関するコンテンツの紹介、『7つの習慣』の無料全文公開などを行う他、「7つの習慣」公式Facebookページで読者との交流を図るなどの活動を行ってきました。

そして昨年12月に「7つの習慣大賞」を立ち上げ、4月21日(土)に「7つの習慣 読者の集い」というイベントを開催しました。

約200名の皆様にお集まりいただいたイベントは下記のような内容で行われました。

1.日本の偉人たちは『7つの習慣』『第8の習慣』『第3の案』を実践していた!」
西川りゅうじん氏(マーケティングコンサルタント)

2.「ビジネスで実践する『第3の案』そして『7つの習慣』」
竹村富士徳(フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社 取締役副社長)

3.「7つの習慣大賞」授賞式

今回のゲストスピーカーは、マーケティングコンサルタントの西川りゅうじん氏。西川氏はマーケティング戦略の第一人者として、「ウォークマン」の販売促進、「愛・地球博」のモリゾーとキッコロや「平城遷都祭」のせんとくんの選定・広報、「六本木ヒルズ」の商業開発、焼酎の全国的人気の演出、高知県「龍馬博」の総合プロデュースに携わるなど、長きにわたり産業と地域の元気化に手腕を発揮してこられました。

西川氏は、坂本龍馬の数々の言葉や薩長同盟、山本五十六、聖徳太子の話などをもとに、日本の偉人の考え方と「7つの習慣」「第8の習慣」「第3の案」の共通点を解説。わかりやすく説得力ある講演に、会場からは、終始、感動の声があがっていました。

西川りゅうじん氏

続いて登場したのは弊社竹村富士徳。コヴィー博士の新刊書籍『第3の案』、そして『7つの習慣』を、いかにビジネスで実践していくかというテーマで話をしました。グループワークやディスカッションを交えての進行。参加型の講演で会場は大いに盛り上がりました。そして、講演の後半では、海外も含め60作品の応募をいただいた「7つの習慣大賞」に入賞された10名のエピソードを紹介いたしました。

『7つの習慣』の書籍の中でもたくさんの事例が紹介されていますが、身近な実践事例を聞く機会はなかなかないこともあり、多くの方が身を乗り出して聞いていました。

竹村富士徳

選ばれた10名の方全員がステージ上に揃われたところで大賞の発表へ。大賞は「あなただけの習慣」と「あなたの好きな7つの習慣」の各部門1名ずつに贈られました。

まず「あなただけの7つの習慣」部門。大賞は、「外郎売り」を読むという習慣によって主体性を持つことができるようになり、表情、言葉遣い、立ち振る舞い、対人関係と全てが良い方に変わったというエピソードをお寄せいただいた加藤雅子さん。そして「あなたの好きな7つの習慣」部門は、ロシアに日本語教師として赴任した際に、言語の壁を克服するために「第四の習慣 Win-Winを考える」を活用したというエピソードを披露した中納淳裕さんに贈られました。

中納淳裕さん 加藤雅子さん 栗原里奈さん
中納淳裕さん 加藤雅子さん 栗原里奈さん

本来はこのお二方で終了ということでしたが、今回は初回ということもあり最後まで選考に残った栗原里奈さんにフランクリン・コヴィー・ジャパンの「社長賞」が贈られました。

栗原里奈さんはなんと中学1年生。小学生の時に通っていた塾で「7つの習慣」に出会い、沖縄にサンゴを植えに行くという活動を開始。その活動は今もなお続けているだけではなく、自分で書いた絵に日本語と英語の二カ国語で書かれた文章を添えた絵本「サンゴの森」を出版するなど活動はどんどん広がっています。

入賞・大賞は下記の10名様です。おめでとうございます。今年に続き第2回「7つの習慣大賞」を開催いたします。応募要項は後日ご案内します。是非ご応募下さい。

大賞

加藤雅子さん(「あなただけの習慣」部門)

「外郎売り」を読むという習慣によって主体性を持つことができるようになり、表情、言葉遣い、立ち振る舞い、対人関係と全てが良い方に変わったというエピソード

中納淳裕さん(「あなたの好きな7つの習慣」部門)

ロシアに日本語教師として赴任した際に、言語の壁を克服するために「第四の習慣 Win-Winを考える」を活用し、日本語を学びたいロシア人に日本語を教えながらロシア語を学んだというエピソード

社長賞

栗原里奈さん(「あなたの好きな7つの習慣」部門)

小学生の時に「7つの習慣」に出会って以来、沖縄でサンゴを植える活動を続けるとともに、絵本「サンゴの森」を出版するなど活動が広がっているというエピソード。

入賞

K.M.さん(「あなたの好きな7つの習慣」部門)

高校を中退するなど心を閉ざしていたときに先輩の紹介で『7つの習慣』に出会い、主体的に生きることを決意。以降、大検の合格、結婚と人生が大きく好転したというエピソード。

横田智史さん(「あなただけの習慣」部門)

子どもが通う保育園の「連絡ノート」を一緒に振り返るという習慣。そのコミュニケーションする中で、子どもに「目標を持つことの大切さ」と「Win-Winを考える」ということを伝えたいとのこと。

田所達博さん(「あなただけの習慣」部門)

仕事・家庭・教養・財産・趣味・健康などそれぞれの目標が書かれた手帳を見るという習慣。「人生の羅針盤」とも言える手帳を頻繁に見ることで、目標からぶれることがなくなるとのこと。

海野敬さん(「あなただけの習慣」部門)

30歳で心の病に直面したときに『7つの習慣』と出会い、病気に対する態度が「治療」から「予防」に、仕事に対する姿勢も「緊急」から「準備」に変化し効率が上がったというエピソード。

高橋亘さん(「あなたの好きな7つの習慣」部門)

ミッション・ステートメントに写真や音楽を加えて動画にしたものをネットにアップして毎日見るという習慣。勤務先の大学の学生にも勧めて多くの学生が参加しているとのこと。

中屋雅彦さん(「あなただけの習慣」部門)

「第4世代の時間管理をする」という習慣。日曜日の夜に今週の計画を手帳に書き込むと共に先週の振り返りを行うという習慣のおかげで、有意義な毎日を送ることが出来るようになったとのこと。

清水容子さん(「あなただけの習慣」部門)

「毎朝、掃除をするという習慣」。この習慣を始めた1年前から顔や生活に艶が出てきて、アフターファイブや週末も充実。スポーツジムやオーケストラに通い、目標を決めて取り組めるようになったとのこと。

大賞を受賞されたお二方には記念の盾の他、10万円の旅行券と「7つの習慣」3日間公開コースの受講券が、入賞の8名には盾の他、1万円の旅行券が授与されました。

参加した皆様からは、下記のような声をいただきました。

読者の皆さんのエピソードで、非常に身近ではあるが、感動的な内容だった。

他の方の努力は、貴重な事例と思っております。着眼点も千差万別で、参考になると思えたものが幾つもあり、自身のデータベースに新たな情報として追加しました。

若い方々が、7つの習慣を習得して未来を語る姿はとても感動します。是非継続してください!

皆さん色々な思いで「7つの習慣」に触れ、更に素晴らしいものを体現されている事に、非常に感銘を受けました。自分自身も負けない様に実践していこうと思いました。また、色々なアプローチがあるのだなという参考にもなりました。

実践している方の話が良かった。 自分の振り返りにも、モチベーションにもなった。 定期的開催を希望します。

特に絵本を書いたという女の子は夢に向けて実践している様を見せてもらい、自分自身、また自分の子に対しても7つの習慣を実践しなければと思うようになった。

多くの方から「是非2回目も開催して欲しい」という声をいただいておりますので、来年も企画したいと思います。「7つの習慣」の実践を支援する場や仕組みをこれからもどんどん作って行きたいと思いますのでよろしくお願いします。