氏名

田所達博

住所

埼玉県和光市

部門

「あなただけの習慣」部門

私が常に行っている習慣は「手帳をみる習慣」です。

普通ではと思われるかもしれませんが、そこには予定の確認に留まらない、今後の人生の羅針盤が示されています。1年分の手帳の中に、5年先の目標が書かかれているからです。

それは細かく7項目に分かれています。5年、1年、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月、1週間、1日の時間単位で「仕事・家庭・教養・財産・趣味・健康・その他」の内容です。これは渡邉美樹さんの「夢に日付を」の書籍をもとに自分の目標を確認し、それぞれに落とし込んで作ったものです。なので、今年の手帳と言っても私の毎日の行動は、5年先の自分像に近づくための行動なのです。

常に「手帳をみる習慣」を実施することで、自分が目標としている目指すべきものから、ずれないようにしています。ぶれない心がけです。毎日の行動は毎週の行動により、毎週の行動は毎月の行動により、毎月の行動は毎年の行動へ、そして5年後の行動指針へ繋がっています。

これによりどんな効果が表れているかと言えば「スピード感が出てきたこと」そして時間に追われるのではなく「時計を自分で作る」ような時間の重ね方が出来ていることです。

まず、「スピード感が出てきたこと」については、常に先を見ているので次の行動やその次の予想が出来ること、もちろん今という時間を満足に達成しながら、未来予想図も描けるということです。そして「時計を自分で作る」ということは、自分のリズムを周囲の人間や流れに乗せられるということです。いわゆる合わせずに自分の流れを、もっと大きな単位に置き換えられるということです。大きい枠で物事を進められ総合的に行動出来るのです。もし目標が変われば、毎日の行動から変わります。なぜなら、今年の手帳は5年先の行動と繋がっているからです。

なんとなくあらゆることから縛られている感じを受けがちですが、むしろその逆で、非常に自由度が高く、そして心にゆとりが生まれます。おそらくやるべきことがわかっているため、無駄な労力を使わず、常に有益な時間を過ごせるからでしょう。さまざまな達成感が高いのも日々の充実度の上、それが満足感へ繋がっています。まさに満たされる気持ちです。今の位置を知りたい時や未来予想図との達成までの間を確認する時は、手帳をみるだけです。

「手帳をみる習慣」、

私にとっては、未来と向きあう大切な時間であり、習慣なのです。