氏名

横田智史

住所

福島県福島市

部門

「あなただけの習慣」部門

毎日、息子の保育園とのやりとりを行う「連絡ノート」。

これは、親にとっての子育て記録ともなり大切な宝物でもあります。私は、息子との習慣にしていることがこれです。

「連絡ノート」に書かれた先生からのメッセージとコメントをもとに、今日の一日を一緒に振り返るようにしています。

一見、何気ないことのように思いますが、子どもの成長にとってとっても

重要なことだと気づきました。

「今日は、オムツにではなく自分でトイレにおしっこできましたよ!」

のコメントが書いてあれば、「今日は自分でトイレにおしっこしたんだね」

「できるようになってきたんだね!先生が褒めてたよ!!」

などと、声をかけます。そうすると「うん、トイレでしたんだよ」とカタコトながらに

一生懸命話してくれます。また、「今日は、〇〇先生と△△くんと雪だるま

をつくったの?!」と聞くと、「そうだよ!雪だるまのぼうしと手袋をつけたんだよ」

と保育園の様子を思い出しながら楽しかったことを話してくれます。

普段は、忙しくなかなか落ち着いて息子と一緒に遊んだり、ご飯を食べたり

することができませんが、寝る前のこのやりとりだけは習慣にしています。

このやりとりは、第4、第5の習慣が活きてきます。

また、そのやりとりの時間を確保することを考えると第3の習慣も必要に

なっています。そう考えると、この7つの習慣は相互的に絡み合っていて、

1つの習慣を実践していることで、他習慣も身についてくることがわかります。

まだ続けて1年未満ですが、結果として息子が園での様子を話すことによって、

「明日も早く保育園行きたいな~」など、明日への楽しみを表す発言や、

食べたあとのお皿をキッチンに片づけたり、読んでほしい本を自分で持ってきて、

「一緒に見よう」と誘ってきたり、多方面での意欲を持ち始めるようになったのです。

もちろん、息子だけではなく私の楽しみでもあり、私自身、2才のまだ幼いわが子に

対する傾聴の仕方を身に付けられるようにもなりました。

感情移入の傾聴は、とっても難しいことです。

当人になれるわけでもなければ、実際に当人にしかわからないこともあります。

でも、理解しようとすることはできます。それを習慣化することで、仕事においても、

実践していくことができるようになってきているかと思います。

子育てや教育を母親任せにするのではなく、一日のほんの少しでも、息子との

時間を共有することによってカタチでは表せない喜びを相互に得ることが

できています(WIN-WIN)。

激動の時代を生き抜いていくために、今から息子に教え伝えていきたい

大きなことが2つあります。

「自分で道を切り拓いていく強い希望や目標を持つこと」(第1の習慣)

「WIN-WINの関係を築くために必要なことを常に考える」(第4の習慣)です。

まだ2才ですが、難しい言葉で説明するのではなく、この2つの習慣を幼いながらに

感じ取って活かしていけるように言葉かけやサポートをしていきたいと思います。

これからも「連絡ノート」を読み聞かせながら、私と息子の「スペシャル習慣」を

実践していきたいと思います。