第3の案
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5推薦の言葉定着しつつある円高、相次ぐ企業の不祥事、遅々として進まない震災復興計画、具体的なイメージのない成長戦略、等々。混沌と閉塞感漂う日本社会において、我々はどうあるべきか? どう進むべきなのか? 『7つの習慣』に続く、コヴィー氏の著書『第3の案』は、まさに我々に光明を見出させてくれるものである。この変化の時代において、既成概念に囚われることなくあらゆる可能性を追求する姿勢こそが、様々な局面におけるベストソリューションへの近道となるであろう。 森 浩生(森ビル 専務執行役員)スティーブン・R・コヴィー氏は、人生で最も困難な問題を解決する貴重なアドバイスをしてくれている。「私の方法」でも「あなたの方法」でもなく、「私たちの方法」を探そう、と。 J・W・マリオット・ジュニア(マリオット・インターナショナル会長兼CEO)『第3の案』は、もともと日本人の DNAに深く根付いているものだ。しかし、多くの人が忘れかけているのも事実だろう。今一度、このシンプルかつ深いメッセージを読み取り、実践して行かねばならない。そうすれば、日本は必ずや世界のリーダーとして復活できる。 アイヴァン・ディーチー(ザ・リッツ・カールトン東京 総支配人)世界中で起こっている諸問題はもはや過去のケーススタディーをもって解決できないところまで来ているのは周知の事実だ。日本においても政治と官僚、モノづくりの限界、企業と雇用、税収と借金及び福祉、あらゆるところが未解決のまま時を経ている。パラダイムシフトがスピードを持ち、解決すべき
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