第3の案
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14第3の案彼らのだれ一人として大金持ちでもなければ、影響力のある著名人でもない。ごく普通の人が、自分の最も難しい問題にこの至高の原則を当てはめ、解決したのである。あなたはこんなふうに思ってはいないだろうか。「なにもこの人たちのように英雄的なことをしたいわけじゃない。問題は個人的なものだ。しかし私にとっては大問題なんだ。私は疲れている。解決する方法を見つけたいだけなのだ」と。本書に書いてあることは、世界的な問題であれ、個人的な問題であれ、あらゆる問題に使える原則だ。この原則は、落ち着きのない一〇代の息子を苦労して育てているシングルマザーにも、戦争を終結させようとする一国の長にも、等しく当てはまるのである。この原則が特に活用できるのは、次のような問題だ。• 職場の上司や同僚との深刻な対立• 夫婦間の「修復不能な溝」• 子どもの学校との争い• 金銭的トラブルに陥った原因• 仕事で下さねばならない重大な決断• 何かの問題を巡る近所やコミュニティでのいざこざ• 喧嘩ばかりしている家族、口もきこうとしない家族• 体重管理の問題• 満足できない仕事• やる気のない子ども

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