「2013年度こそは目標を達成したい！」とお考えのかたに、「成果」と「成長」を目指した、今もっとも本質的で社会のニーズを取り入れたタイム・マネジメント術「タイム・マネジメント4.0」のプランニング・ワークショップを開催します。

2012年も終わりに近づいてきました。年初に立てた目標は、みなさん実現できましたでしょうか？　毎年この時期になると文具コーナーの手帳売り場は異常な盛り上がりを見せます。様々なデザイン、大きさ、色の手帳の前に多くの人が集まっています。

そして、思い思いに「来年こそは目標を達成したい」「うまく時間管理をやりたい」と、手帳を購入されます。

しかし、ここ数年で経済環境や社会環境が大きく変わったように、タイム・マネジメント（時間管理）に関する考え方やスキルも大きく変わりました。

そこで、2013年度の目標設定～実現のための計画を行うにあたってのポイントとなる考え方、スキルをお伝えし、具体的なプランニングを実践していただくための「2013年度プランニング・ワークショップ」を開催することにいたしました。

フランクリン・コヴィー・ジャパンとフランクリン・プランナー・ジャパンの共催による、コンテンツとツールの双方を学んでいただこうというワークショップです。

『7つの習慣　成功には原則があった！』の著者である、スティーブン・R・コヴィー博士は、その著書の中で、次のように語ります。

「もし、常日頃から行なっていれば、あなたの私生活の質、仕事の業績、または結果を著しく向上させる活動がそれぞれひとつずつあるとするなら、それは何だろうか」

ほとんどの人が、なんとなくわかっているけども、なぜか実行することができない。

それは、タイム・マネジメントに関する考え方とツールに問題があったからです。

これまで大きな効率化を図ってきたタイム・マネジメント・ツールは、目標設定と優先順位の概念が付加された、いわゆる第三世代ツールと呼ばれるものです。しかし、能率・効率を追い求めるだけの従来の詰め込み型のタイム・マネジメントでは、「本当に大切なことは何なのか」が明らかにされておらず、長期的な視点や自分自身が見出す方向性も欠けているため、より大きなストレスと疲弊を生み出すことになってしまいました。

第四世代の時間管理では、目標そのものではなく、目標の根底にある「役割」や「貢献」を追求することで、本質的な生産性の向上を目指します。

それは、現代の時代が、

• 自分一人の成功を目指す時代から、周囲の人との相互協力によるソーシャル・ネットワーク化された社会づくりを目指す時代へ。
• 単なる効率化を求めた「タイム・マネジメント」から、本当の効果ある生き方を求める「ライフ・マネジメント」へ。
• 問題を片付けることで精神的な満足感を得ていた時代から、成果と成長を兼ね備えた真の効果性を得る時代へ。

という変化を起こしているからに他なりません。また、この変化は、もはや一過性のものではなく、私たちの価値観そのものの変化であるといえます。

もう一度、時間管理の世代を整理しましょう。

第一世代の時間管理は、「メモ」や「チェックリスト」

第二世代の時間管理は、「カレンダー」や「予定を書き入れる手帳」

第三世代の時間管理は、前の二つの世代の概念に、「優先順位づけ」「価値観の明確化」および「目標設定」の概念を加えたものです。つまりスケジュール＋タスクですね。ほとんどの方はこのスタイルで手帳を使っているかと思いますし、スマホで同じようなことをやっているかたも多いかと思います。

しかしながら、この方法は「能率的」にチェックリストの中身をスケジュール化したにすぎず、能率に集中するあまり、深い人間関係や、突然やってくるチャンスを逃す可能性があります。

それに対し、「タイム・マネジメント4.0」（第四世代の時間管理）では、これまで（第三世代まで）の、短期的な能率・効率を目指すタイム・マネジメントに対し、長期的に「成果」と「成長」を得続けることを目指します。

みなさまもぜひ、「タイム・マネジメント4.0」の考え方とツールによって、２０１３年度以降、長期的な結果を得続けることができるように、この機会に私たちと共に学びませんか。